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UND JETZT GANG I ANS PETERSBRÜNNELE
ペーターの泉に行って〔バリアント〕

バリアントバージョン
その1  その2  
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MIDIと楽譜
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 バリアント その1 

◆原歌詞:1〜7番
歌詞についての解説はガイドの項をご覧ください。
◆和訳と語句

1.
ウンッ イェツ ガン イ アンス ペーテァスブルュンネレ
Und jetzt gang i ans Petersbrünnele

ウン ダ トリンク イ アン ヴァィン
Und da trink i an Wein

ウン ダ ヘーァ イ アン グッグー
Und da hör i an Gugu

アォス デァ モーストフラシェン シュラィン
Aus der Mostflaschn schrein.

繰り返し

 ディリア、ホーラレ ディリア、ホーラレ、グッグー
 Diria, holare, diria, holare, guggu,

 ホーラレ ディリア、ホーラレ、グッグー
 Holare diria, holare, guggu,

 ホーラレ ディリア、ホーラレ、グッグー
 Holare diria, holare, guggu,

 ホーラレ ディリアホー
 Holare, diriaho.

1.
さあ、僕はペーターの泉に行って
そこでワインを一杯飲むんだ
そしてカッコウが鳴くのを聞く
果実酒の瓶からさえずるのを
繰り返し
 ディリア、ホーラレ ディリア、ホーラレ、グッグー
 ホーラレ ディリア、ホーラレ、グッグー
 ホーラレ ディリア、ホーラレ、グッグー
 ホーラレ ディリアホー

2.
ウン デァ アーダム ハッ リァプ エァダハト
Und der Adam hat d´Liab erdacht

ウン デァ ノーエ デン ヴァィン
Und der Noah den Wein

ウン デァ ダーヴィッ ダス ツィテァシュラーグン
Und der David das Zitherschlagn,

ス ムュッセン シュタイラ グヴェーズン ザィン
´S müssen Steira gwesen sein.

 繰り返し

2.
アーダムが恋愛を考え出し
ノアはワインを考案し
ダヴィデはチターの演奏を考え付いた
もとはシュタイアー人だったに違いない
繰り返し

3.
ウン デァ アーダム イス シュトゥツィヒ ヴォァドン
Und der Adam ist stutzig wordn

ウン デァ ツォァン ハッ アーム パクト
Und der Zorn hat eahm packt,

ヴァイル ディ エーヴァ フォム アップェル アーム
Weil die Eva vom Apfel eahm

ヌア デン ポツ ラセン ハッ
Nur den Potz lassen hat.

 繰り返し

3.
そしてアーダムは当惑してしまい
怒りにかられた
エヴァがリンゴを
神様だけに食べさせたから
繰り返し

stutzig【形容詞】怪訝に思う、当惑する。
Potz(俗語)神様。



4.
カフツ マ ア マィン グレーァン ィヤンケァ
Kafts ma a mein grean Janker,

カフツ マ ア マィン シェーァン フゥーァッ
Kafts ma a mein schean Huat,

カフツ マ ア マィン リープス ディァンデァル
Kafts ma a mein liebs Dirnderl,

ヴァイル イ アィンルッカ ムゥーァス
Weil i einrucka muass.

 繰り返し

4.
僕の緑の上着は買われていった
僕のすてきな帽子は買われていった
僕のかわいいあの娘は買われていった
僕が入隊しなければならなかったので
繰り返し

5.
イ フェァカフ ネッ マィン ィヤンケァ
I verkaf net mein´n Janker,

イ フェァカフ ネッ マィン ファート
I verkaf net mein Huat,

イ フェァカフ ネッ マィン ディァンデァル
I verkaf net mein Dirnderl,

ヴァイル イス ハィラーテン トゥァ
Weil is heiraten tua!

 繰り返し

5.
僕は自分に緑の上着を買わなかった
すてきな帽子も買わなかった
かわいい娘さんも買わなかった
結婚していたから
繰り返し


6.
ツヴィッシェン オステァン ウンッ プィングステン
Zwischen Ostern und Pfingsten

ウン ダ ゲート デァ シュネー ヴェク
Und da geht der Schnee weg

ウン ダ ハィラート マィ ディァンデァル
Und da heirat mei Dirnderl

ウンッ イ ハプ アン ドレーク
Und i hab an Dreck.

 繰り返し

6.
復活祭から聖霊降臨祭までの間に
雪が消えてなくなる
そしたら僕のいとしいあの娘は結婚して
僕はてんやわんやになるだろう
繰り返し

Ostern
【祝日】復活祭。キリストの復活を祝う行事で、春分の日以降の最初の満月の次の日曜日になります。
Pfingsten【祝日】聖霊降臨祭。キリストの使徒たちへの精霊降誕を祝う行事で、復活祭から数えて7番めの日曜日に当たります。


7.
ウンッ ア ブュヒゼァル ツム シアスン
Und a Büchserl zum Schiaßn

ウンッ アン ゲムスボック ツム ヤーグン
Und an Gemsbock zum Jag´n

ウンッ ア ディァンデァル ツム リープハーブン
Und a Dirnderl zum Liebhab´n

ムス ア シュタィラブア ハーブン
Muss a Steirabua hab´n.

 繰り返し

7.
撃つための猟銃
狩るための雄カモシカ
愛するための娘さん
これがシュタイア男が持つべきものさ
繰り返し




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 バリアント その2 

◆原歌詞:1〜15番 ◆和訳と語句

1.
ウンッ ィエツ ガン イ アン ペーテァス ブルュンネレ
Und jetzt gang i ans Peters Brünnele

ウン ダ トリンク イ アン ヴァィン
Und da trink i an Wein,

ウン ダ ヘーァ イ アン グッグー
Und da hör i an Guggu

アォス デァ モースブーデン シュラィン
Aus der Moosbuden schrein.

繰り返し

ホルドリア ホルドリオ ホルドリア ホルドリオ グッグー
 Holdria, holdrio, holdria, holdrio, guggu,

ホルドリオ ホルドリア ホルドリオ グッグー
 Holdrio, holdria, holdrio, guggu,

ホルドリオ ホルドリア ホルドリオ グッグー
 Holdrio, holdria, holdrio, guggu,

ホルドリオ ホルドリア ホー
 Holdrio, holdria, ho.

1.
さあ、僕はペーターの泉に行って
そこでワインを一杯飲もう
そしてカッコウが鳴くのを聞く
果実酒の瓶からさえずるのを
繰り返し
 ホルドリア
 ホルドリオ、ホルドリア、ホルドリオ グッグー
 ホルドリオ、ホルドリア、ホルドリオ グッグー
 ホルドリオ、ホルドリア、ホルドリオ グッグー
 ホルドリオ、ホルドリア ホー



2.
ウン デァ アーダム ハッ リァプ エァダハト
Und der Adam hat d'Liab erdacht

ウン デァ ノーア アデン ヴァィン
Und der Noah den Wein,

ウン デァ ダーヴィド デン ツィテァシュラーク
Und der David den Zitherschlag.

ス ムュッセン シュタィラ グヴェーズン ザィン
'S müssen Steira g'wesen sein.

繰り返し

2.
アーダムが恋愛を考え出し
ノアはワインを考案し
ダヴィデはチターの演奏を考え付いた
もとはシュタイア人だったに違いない
繰り返し


3.
カォフツ メァ アプ マィ シェーンス ブュヒゼァル
Kauft's mer ab mei schöns Büchserl,

カォフツ メァ アプ マィ グレーン フーッ
Kauft's mer ab mei grean Hut,

カォフツ メァ アプ マィ シェーンス ディァンドル
Kauft's mer ab mei schöns Diandl,

ヴァイル イ アィンルュッケン ムァース
Weil i einrücken muaß.

繰り返し

3.
僕のすてきな猟銃は買い取られた
僕の緑色の帽子も買い取られた
僕のかわいい恋人も買い取られた
僕が入隊しなければならなかったので
繰り返し


4.
ウンッ イヒ シュタント アォフ デァ ブルュッケ
Und ich stand auf der Brücke

ウンッ イヒ シュプックト イン デン カーン
Und ich spuckt in den Kahn,

ヤー ダ フロィッ ズィヒ ディ シュプッケ
Ja da freut sich die Spucke,

ダス ズィ カーンファーレン カン
Dass sie kahnfahren kann.

繰り返し

4.
僕は橋の上に立って
はしけに唾を吐いた
唾にとっては嬉しいこと
はしけに乗っていけるから
繰り返し


5.
ウンッ イヒ シュタント イン デム カーネ
Und ich stand in dem Kahne

ウンッ イヒ シュプックト アォフ ディ ブルュック
Und ich spuckt auf die Brück;

ドホ ダ ムスト イヒ シュネル ヴァィテァ
Doch da musst ich schnell weiter,

デン ディ シュプック カム ツルュク
Denn die Spuck kam zurück.

繰り返し

5.
僕ははしけの中に立って
橋へ向かって唾を吐いた
でも僕は急いで離れなきゃならなかった
なぜなら唾が跳ね返ってきたから
繰り返し


6.
ウンッ ヴァィル フランクフゥァト ゾー グロース イス
Und weil Frankfurt so groß ist,

ゾー タィルト マン エス アィン
So teilt man es ein

イン フランクフゥァト アン デァ オーデァ
In Frankfurt an der Oder

ウンッ フランクフゥァト アム マィン
Und Frankfurt am Main.

繰り返し

6.
フランクフルトがとても大きいので
分けたのだ
フランクフルト・アン・デア・オーデルと
フランクフルト・アム・マインとに
繰り返し

7.
ウン ダ ウンテン アム バッヘ
Und da unten am Bache,

ヴォー ディ ヴァィデン ズィヒ ビーゲン
Wo die Weiden sich biegen,

ヤー ダ ハォン ズィヒ ツヴァイ カールケップ
Ja da hau'n sich zwei Kahlköpf,

ダス ディ ハーァ ヌア ゾー フリーゲン
Dass die Haar nur so fliegen.

繰り返し

7.
小川の下手の
ヤナギがたわんでいるところで
禿げ頭がふたり殴りあって
髪の毛が激しくなびいている
繰り返し

hau'n【動詞・三人称複数現在】=hauen
〜を叩く、ぶつ。



8.
ウンッ イム アムツグリヒト
Und im Amtsg'richt,

ダ シュミス アィネァ ディ トュァ エンツヴァイ
Da schmiss einer die Tür entzwei,

ウン デァ ヴィァト ィエツ フェァクラークト
Und der wird jetzt verklagt

ヴェーゲン トュァクヴェーレラィ
Wegen Türquälerei.

繰り返し

8.
区裁判所で、ある男が
扉をほうり投げて二つに割ってしまった
そやつは今、告訴されている
扉虐待の罪で
繰り返し

Amtsg'richt=Amtsgericht 区裁判所。
Türquälerei 扉に対する虐待。
Tür(ドア)とQuälerei(虐待、さいなみ)からできた造語。


9.
ウン ダ ウンテン アム バッヘ
Und da unten am Bache,

ダ ズィツッ アィネ マィッ
Da sitzt eine Maid,

ウンッ ズィ プツト イーレ フューセ
Und sie putzt ihre Füße,

ス イスト アーレァヘヒステ ツァィッ
'S ist allerhöchste Zeit.

繰り返し

9.
小川の下手に
乙女が腰を下ろしている
彼女は足を洗ってきれいにしている
それが最高に幸せなとき
繰り返し


10.
ウン デァ フリツ イン デァ シューレ
Und der Fritz in der Schule

シュリープ イム アォフザツ ネ フィーァ
Schrieb im Aufsatz 'ne "vier",

ウン ダ シュピールテ ザィン ファーテァ
Und da spielte sein Vater

アォフ デム ズューッポール クラヴィァ
Auf dem Südpol Klavier.

繰り返し

10.
学校に通うフリッツが
作文に「四」と書いた
彼の父親は
南極のピアノでそれを演奏した
繰り返し


11.
ウンッ マィン ブルーデァ シュピールト ツィテァ
Und mein Bruder spielt Zither,

マィネ シュヴェステァ クラリネェッ
Meine Schwester Klarinett,

ウン デァ ファーテァ シュレークト ス ヘンスヒェン
Und der Vater schlägt 's Hänschen,

ダス ギプト アィン クヴァルテェッ
Das gibt ein Quartett.

繰り返し

11.
僕の兄はチターを奏でた
姉はクラリネットを吹いた
父はハンス坊やをひっぱたいて
これで四重奏のできあがり
繰り返し



12.
ウン ドラィ ヴォヘン フォァ オステァン
Und drei Wochen vor Ostern,

ダ ゲーッ デァ シュネー ヴェク
Da geht der Schnee weg,

ウン ダ ハィラーッ マィン シェッツェル
Und da heirat' mein Schätzel

ウンッ イ ハープ アィネン ドレク
Und i hab einen Dreck.

繰り返し

12.
復活祭から三週間たつと
雪が消えてなくなる
そしたら僕のいとしい人は結婚するのさ
そして僕はてんやわんやさ
繰り返し

13.
ウン ダス イスッ ハルッ マィヌム ファーテァ
Und das ist halt mein'm Vater

ザィン アィンツィゲァ トロースト
Sein einziger Trost,

ダス ゾーラング イヒ ノホ レーベ
Dass, solang ich noch lebe,

イーム ザィン ゲルト ニヒト フェアロースト
Ihm sein geld nicht verrost.

繰り返し

13.
とにかく、僕の親父の
ただひとつの慰みは
僕がまだ生きているうちは
親父のお金が錆びつくことはないということ
繰り返し



14.
フュア ディ フレー ギプツ ア プゥルヴェァ
Für die Flöh' gibt's a Pulver,

フュァ ディ シュー ギプツ ア ヴィクス
Für die Schuh' gibt's a Wichs,

フュァ デン ドゥァスト ギプツ ア ヴァッセァ
Für den Durst gibt's a Wasser,

ドホ フュァ ドゥムハィッ ギプツ ニヒツ
Doch für d'Dummheit gibt's nichts.

繰り返し

14.
ノミのために粉薬がある
靴のために靴墨がある
のどが渇いたときのために水がある
だが馬鹿には何もない
繰り返し


15.
ウン デァ アィネ ヴァィス ディーゼス
Und der eine weiß dieses

ウン デァ アンドレ ヴァィス ダス
Und der andre weiß das,

エス ヴァィス アン ィエーデァ ヴァス アンドレス
Es weiß an jeder was andres,

アーベァ ィエーデァ ヴァイス ヴァス
Aber jeder weiß was.

繰り返し

15.
誰かがこのことを知っていて
もう一人誰かがそれを知っている
そいつは各々について何か別の事を知っている
みんな何事か知っているのだ
繰り返し




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