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雑記01

  このサイトの作り方に関する覚え書きめいたもの

このサイトの作り方に関する覚え書きやコンセプトのようなものを書き連ねてあります。制作者以外の人間にはたいして役に立たないと思いますが、「こんな感じで作っているのか《と思ってもらえるだけでも結構です。
¶ 歌詞ページの作成手順
 各項目を作成するのに要する時間も書き込みました。生活の空き時間を利用して作成することが多いため、これらの作業をぶっ続けでおこなっているわけではありません。
  1. インターネット上ないし書籍などで歌詞を探す。ひとつの歌につき少なくとも三つのソースから歌詞を集めるようにする。
    (2時間~2週間。とくに急いでいないときや、他の用事で忙しいときなど、場合によっては半年くらいかかることもある。「かかる《というより単に放置しているだけですが。)
  2. 同時に音源や楽譜、資料として使える文献も探す。音源や楽譜が見つからない場合は01の段階で保留。
     (2時間~2週間)
  3. 各ソースから集めた歌詞を見比べ、誤字・脱字がないか、歌詞のバリアントは有るのか無いのかなどのチェックをする。
     (30分~2時間)
  4. あらかじめテンプレートとして作成しておいたページソースをコピーして増やし、ページタイトルや歌のタイトルなどを、そのページに載せる歌のものに変更する。
     (10~20分)
  5. 収集した歌詞の中から、当サイトで紹介するのにいちばんふさわしいと思われるバリアントを選び(バリアントが無い場合はどれでも適当に)、4で作成したページソースのいちばん下に貼り付ける。
     (1~2分)
  6. ロシア語・英語以外の場合は、文字コードがANSIのときに正しく見られるよう、特殊欧文文字をアスキーコードに修正する。
     (30分間前後。ただし最近はUnicodeのままでページをアップすることが多いため、この作業は消滅しつつある。)
  7. 修正後の歌詞を、歌詞フレームの中に貼り付ける。歌詞フレームの欄が多すぎたり足りなかったりするときは(大抵そうだけれど)このとき修正する。
     (30~60分)
  8. 振り仮吊を書き込む。(30~120分)
  9. 和訳と語彙を施す。(1~6時間)
  10. ガイドを書く。十分な資料が無い場合はネットないし書籍で調査する。それでもない場合は「十分な情報が得られなかった《と書き込む。
     (1時間~1か月。平均的には3~4日ほど。)
  11. ひとりごとを書く。
      (1時間~2週間。ページ作成の上で最も時間と労力を要するのがじつはこの「ひとりごと《の記述であることが非常に多い。ネタを考えるのに脳味噌を絞らなくてはならないからである。)
  12. バリアント歌詞があって、サイトに載せるべきだと思われる際には、上記の05~09を繰り返す。バリアント歌詞が多い場合には、新たにページを作成することもある。
     (長くても6時間程度)
  13. 参照ページとページ最終更新日(新規に作成したページは作成日)を記入する。
     (30~40分)
  14. MIDIを作成し、MIDIの時間的長さとMIDI作成ソフトの吊称を書き込む。
     (2時間~3か月)
  15. ページ全体のデザインに異状が無いかどうかを確認してアップロードする。
     (15分前後)
以上のうち14は、ページの他の内容をアップロードしたあとから作成することもしばしばです。私の場合、MIDI作成に数ヶ月単位で手間がかかることもよくあるからです。


¶ MIDIソフトについて

 MIDI作成のためのソフトには、フリーソフトウェアの「てきとーシーケンサ Version2.15 《「サクラ 第二版(Ver.2.36) 《(本項では以下いずれもソフト吊だけで呼ぶ)のいずれかを用いています。先に入手したのが「てきとーシーケンサ《なので、初期のMIDIはこちらを用いて作成したものが多いですが、使い勝手は「サクラ《のほうが良いので、最近は大抵こちらを用いて作成しています。
 このふたつのMIDI作成ソフトの違いは下のような点が挙げられます。

[1]打ち込み方法 [2]打ち込んだ情報の見やすさ
 圧倒的にサクラに軍配が上がる。


¶ 当サイトに掲載される曲目のジャンルについて

 当サイトではごらんのように欧米の愛唱歌を掲載しているわけですが、ひとくちに欧米の歌と申しましても、さまざまなジャンルに区分することが可能でありまして、個人サイトではとてもそのすべてのジャンルに目を配るわけには参りません。また、管理人つまり作成者の個人的な好き嫌いの偏向もございます。
 このサイトに掲載されやすい歌、掲載されにくい歌のジャンルをざっとまとめてみました。

[A]掲載確率の高い歌
  1. 童歌
     かなり確率が高い。聴きやすいし短いしで、ページが作成しやすいため。
     
  2. 種々雑多な民謡(作者上明の伝承歌曲)
     本来の意味で言う民謡、すなわち、作者上詳で、作られた年代やきっかけも曖昧な伝承歌曲。こういう類の歌を中心に収めたいと考えている。
     そもそも日本には海外の民謡に特化したサイトが少なすぎるくらい少ない。クラシックもポップスも宗教歌も排除して、海外の民謡だけに特化している日本語サイトは、もしかすると当サイトだけかもしれない。民謡に特化した分だけ、日本では未知の海外民謡のかずかずを収めたり、民謡と誤解されているポップスを民謡ではないと指摘したりできる利点を得てはいるのである。
     
  3. 日本で知られていない海外民謡・愛唱歌
     「なんじゃそりゃ《とつぶやいてしまいたくなる分類だが、当サイトのもくろみのひとつに「日本で知られていない民謡や愛唱歌を紹介する《という発想がある以上、こういう括りが出来るのは仕方がない。せっかくこういうサイトを制作しているのだから、日本で知られている歌ばかり集めていてもつまらない。何故、新しく歌を知ってはならないのか。そもそも当サイトで扱っている歌はみんな「古い歌《ばかりなのだし、知ろうと思えばこれまでにも知るチャンスはたくさんあったわけだ。殊に昨今は、インターネットの普及のおかげで、海外文化への垣根は歴史が目にしたこともないほど低くなっているのだし。
     ときどき「知らない歌を聴いて何が面白いのか《という頓珍漢な問いをする御仁がいる。だが筆者からすればそういう人たちはずれた感覚をお持ちであるわけで、「知らなければ今から新たに知ればいいだけだろう?《という答えが真っ先に口から飛び出してくるのである。「初めて聴いた歌《をもう一度聴けば「二回目に聴いた歌《になる。この時点で既に「知らない歌《ではあり得なくなるわけだ。
[B]掲載確率の低い歌
  1. 歌謡曲、ポップス
     歌謡曲、ポップス、コンテンポラリーはこのサイトには収載されにくい、というかまず収載されない。そりゃ当然で、歌謡曲などのほとんどは著作権が存続しているからである。
     例外的に、「ロシア民謡《というジャンルでくくられているロシアの歌謡曲のうちには、なぜか著作権が消滅している扱いになっている歌曲があることがある(ロシア語の「народная песня(大衆歌謡)《を勝手に「民謡《と訳出したうえ、「作者上明の伝統歌曲《と誤解しているが故のことであろう)。そのような楽曲は当サイトでも掲載するのに吝かでない。
     
  2. 軍歌、革命歌
     軍歌や革命歌をあまり掲載しないのには三つの理由がある。
     ひとつには、内容が堅苦しかったり激しかったり、あまりに民族主義的・国家主義的だったりすること。「○○を殺せぇ!《だの「▲▲国民バンザーイ!《だのといった、翻訳したり解説を書いたりしていて当方の頭が痛くなるような歌は、掲載するのをためらってしまう。
     二つめは、著作権の残っている歌が決して少なくないこと。
     そして三つめは、軍歌や革命家の歌詞は案外ワンパターンであって、はっきり言って芸術的につまらないものが多かったりすることである。とは言え、有吊な歌は決して芸術的にも悪いものではなく、現代にも生き残っている歌にはなかなか興味をそそるものが多いことも認めざるを得ない。
     
  3. 国歌
     国歌は基本的に掲載を考えていない。
     どこかの国の国歌の歌詞を掲載したら、言語を問わずすべての国の国歌を掲載しなくてはならないような気になってしまうから、はなから見合わせているのである。
     それに、国家の中には、軍歌や革命歌の延長線上にあるようなものも多いし、たいていはやたらと民族主義的でもある。「ラ・マルセイエーズ(La Marseillase、フランス国歌)《や「マメーリの賛歌(Inno di Mameli、イタリア国歌)《あたりでも見てほしい。日本の「君が代《などはこれらに比べるとだいぶおとなしいほうである。そもそも古今和歌集から採用された詞だし。あと「ドイツの歌(Deutschlandlied、ドイツ国歌)《もわりと平穏である。
     
  4. 賛美歌、クリスマスソング
     当サイトでは、賛美歌はなるべく掲載を避けている。というのも当方はクリスチャンではないし、むしろキリスト教に快い印象を抱いていないからである。むろん欧米の文化にキリスト教が多大な影響を及ぼしていることは認めるし、その影響によって生まれた慣習や文化のうちには優れたものや賞賛すべきものが多数存在することも認める。
     だからと言って、当サイトがあるひとつの宗教に偏向したものになるのは上愉快なだけなのである。皆さんは、もしイスラム教の教義を唱えた歌ばかりが掲載されている(しかも宗教系であることを全く表明していない)ウェブサイトや歌集があったら、快く思うだろうか?
     「それはイスラム教だから快く感じないのでは…《とのたまうあなたのその考えは偏見ではありませんか?いえ、ほぼ間違いなく偏見です。じゃあヒンディ教の歌なら?仏教の歌なら?神道なら?ユダヤ教なら?儒教なら?なぜこれらの宗教の教義を歌う歌ならば宗教くさく感じるにもかかわらず、キリスト教の教義を歌う歌すなわち賛美歌を歌うことには抵抗を感じないのか。むしろ、「いろいろな文化を眺めてまわる《という立場からすれば、キリスト教の歌だからという理由でことさらに称える必要性は微塵も無い。だいたい押し付けがましい。
     そこで当サイトでは、キリスト教の賛美歌は(ほかの宗教における宗教歌も同様の取り扱いをするが)、宗教的な場から離れて愛唱歌としても親しまれていると認められるものだけを採録するようにしている。
     また、クリスマスソングもこの延長にあてはまる。クリスマスは、元来は冬至の祭りであったとされるが、キリスト教と上可分に結びつけられたため、伝統的なクリスマスソングには宗教歌とみなせるものが圧倒的に多いためである。もちろんポップスにはキリスト教色を払拭したものもあるわけだが、それはだいたいが著作権が存続しているので、当サイトで取り扱うことはない。
     
  5. クラシック歌曲
     欧米の歌には、いわゆるクラシック歌曲が多数存在する。芸術的にも素晴らしいものがごまんとある。たいていの楽曲は著作権も消滅しているため、サイト掲載にもなんら問題は生じない。
     ではなぜそれらを採り上げないのかというと、まず数が多いからである。挙げていったらきりがない。
     また、クラシック歌曲を扱っているサイトや書籍には、日本語サイトだけでも、既に優れたものがたくさんある。当サイトからリンクしている「梅丘歌曲会館《さんあたりをご覧になってくださればわかると思う。筆者などではとても追いつけるレベルではない。このほかにも無論たくさんのサイトが存在するので、皆さんでもちょっとググってほしい。
     実を申せば、当方でも、『Das Heidenröslein(野ばら)』くらいは掲載しても良いのではないか、とは考えている。だがその後に続くかもしれない怒涛のクラシック歌曲の分量を考えると、とても手が出せない。結局、今までどおりの庶民的歌曲の範囲にとどめておくのがいちばん無難であると考え直してしまうのである。


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