ДОРОГОЙ ДЛИННОЮ | |
作詞:К.Н.ポドリェーフスキー(ポドレフスキー) | |
邦題
『長い道』『悲しき天使』 『花の季節』など |
◆原歌詞:1〜3番 バリアントバージョン
歌詞についての解説はガイドの項をご覧ください。 |
◆和訳と語句 |
1. ィエハリー ナ トローィキ ス・ブービェンツァーミ Ехали на тройке с бубенцами, ア ヴダリー ミェリカーリィ アガヌキー А вдали мелькали огоньки... エーフ、カグダー ブィー ムニェ ティピェール ザ ヴァーミ Эх, когда бы мне теперь за вами, ドゥーシュ ブィー ラズヴェーィヤチ アッ・タスキー Душу бы развеять от тоски! ダローガィ ドリーンナィユ、パゴーダィ ルゥーンナィユ Дорогой длинною, погодой лунною, ダ ス・ピェースニィ トーィ、シトー ヴダール リチーッ ズヴェニャー Да с песней той, что вдаль летит звеня, イ ス・トィ スタリーンナィユ、ダ ス・スィミストルゥーンナィユ И с той старинною, да с семиструнною, シトー パ ナチャーム ターク ムーチラ ミニャー Что по ночам так мучила меня. |
1. 我々は小鈴のついたトロイカに乗っていった 遠くで明かりがちらちらと光っていた ああ、もし私が今君らについて来ていたなら 魂を憂鬱から解き放ってくれるだろうに! 長い道のりを、月の照る中を行く あの遠くで鳴り響いている歌とともに そして昔の思い出と 夜ごと私をかくもさいなんだ七弦ギターとともに
бубенцами【複数造格】小さな鈴。
развеять【動詞・原形】〜から解き放つ。 семиструнною【単数対格】七弦ギター。 мучила【動詞・女性過去形】 <мучить 〜を苦しめる、さいなむ。 |
2. ダー、ヴィハヂーッ、ピェーリ ムィ ザダーラム Да, выходит, пели мы задаром, パナプラースヌゥ ノーチ ザ ノーチユ ジグリー Понапрасну ночь за ночью жгли. ィエースリ ムィ パコーンチリ サ スタールィム Если мы покончили со старым, ターク イ ノーチ エーチ アタシリー Так и ночи эти отошли! ダローガィ ドリーンナィユ、パゴーダィ ルゥーンナィユ Дорогой длинною, погодой лунною, ダ ス・ピェースニィ トーィ、シトー ヴダール リチーッ ズヴェニャー Да с песней той, что вдаль летит звеня, イ ス・トィ スタリーンナィユ、ダ ス・スィミストルゥーンナィユ И с той старинною, да с семиструнною, シトー パ ナチャーム ターク ムーチラ ミニャー Что по ночам так мучила меня. |
2. そうだ、思い起こせば、 我々はわけもなく歌っていた 意味もなく夜から夜へと燃えていた もし我々が昔のことにけりをつけていたら あれらの夜も遠ざけられたろうに! 長い道のりを、月の照る中を行く あの遠くで鳴り響いている歌とともに そして昔の思い出と 夜ごと私をかくもさいなんだ七弦ギターとともに
задаром【副詞】
意味もなく、あてどもなく。 понапрасну【副詞】わけもなく。 покончили【動詞・複数過去形】 <покончить 〜を終える、片をつける。 |
3. フ・ダール ラドヌーユ ノーヴィミ プゥチャーミ В даль родную новыми путями ナーム アトヌィーニェ ィエーハチ スゥヂェノー Нам отныне ехать суждено! ィエハリー ナ トロィキ ス・ブービェンツァーミ Ехали на тройке с бубенцами, ダ ティピェール プラィエーハリ ダヴノー Да теперь проехали давно! ダローガィ ドリーンナィユ、パゴーダィ ルゥーンナィユ Дорогой длинною, погодой лунною, ダ ス・ピェースニィ トーィ、シトー ヴダール リチーッ ズヴェニャー Да с песней той, что вдаль летит звеня, イ ス・トィ スタリーンナィユ、ダ ス・スィミストルゥーンナィユ И с той старинною, да с семиструнною, シトー パ ナチャーム ターク ムーチラ ミニャー Что по ночам так мучила меня. |
3. 彼方の故郷の地へ新たな旅路を行く この先我々は定められた道を行くしかない 我々は小鈴のついたトロイカに乗っていった 今でははるか昔のことになってしまったが! 長い道のりを、月の照る中を行く あの遠くで鳴り響いている歌とともに そして昔の思い出と 夜ごと私をかくもさいなんだ七弦ギターとともに
даль 遠い場所、はるかな土地。
родную【形容詞・女性単数対格】 <родной 血のつながった、(土地が)生まれ故郷の。 отныне【副詞】〔文語〕今後。 суждено【動詞・被形過去中性短語尾形】 <судить 運命付ける。 「суждено + 〔不定詞〕」の形で、「〜という運命になっている」の意を表します。 |
ガイド
JASRACのJ-WIDで検索すると、「ロシア民謡」と検出されますが、実際には20世紀の初め(1917年ごろ)に作られた、比較的新しい歌なので、民謡という言葉は不適切です。 作詞と作曲は、それぞれコンスタンチン・ニコラーエヴィチ・ポドリェーフスキー(Константин Николаевич Подревский、?〜1942)と、ロシアの作曲家ボリース・イヴァーノヴィチ・フォミーン〔※1〕(Борис Иванович Фомин、1900〜48)によるものです。 1969年に、ジーン・ラスキンによって英語の歌詞と編曲が施され、「Those Were the Days」のタイトルで、ポール・マッカートニーのプロデュースによる、メアリー・ホプキンの歌唱でリリースされました。世界的なヒットを博し、日本では『悲しき天使』の邦題でおなじみです。 また、日本では、1980年代に「東ヨーロッパ民謡」または「ロマ民謡」として、『花の季節』の題名で、中学生の音楽の教科書に掲載されていたようです。作曲者も作詞者もはっきりしているのに、なぜ「民謡」とされてしまったのかは分かりませんが。 〔※1〕日本では、誤って「フォーミン」と表記されるのが一般的です。 ひとりごと 日本人が日本語歌詞で歌っているバージョンもあるということを、つい先ごろ知りました。嗚呼なんといふわが情報網の浅さ。 |
バリアント
繰り返し部分の一部のみが異なっているバリアントがあります。「メイン歌詞」として挙げたほうとは異なっている箇所を、ピンク色で示しました。
|
◆和訳
長い道のりを、月の照る夜に行く |
参考URL: http://ingeb.org/songs/thosewer.html (メイン歌詞) http://pesnyary.com/song.php?ID=199(バリアント歌詞) http://www.pesnyary.ru/songs/dorogoydlinnoy.html http://babkina.ru/litvinenko/songs/ http://www.tsiganova.ru/dorogojdlinnou_r.html http://www.peoples.ru/art/music/stage/fomin/ http://persona.rin.ru/cgi-bin/rus/view.pl?a=f&idr=4&id=36000 http://www.korneeva.com/text/text023.html MIDI作成ソフト:てきとーシーケンサ Version2.15 ページ最終更新:2008/02/19 |