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LÀ HAUT SUR LA MONTAGNE
(LE VIEUX CHALET)
山の高みに(古い山荘)

壊れた山荘も、熱意があれば建て直すことが出来るのです。

作詞・作曲:J.ボヴェー  / 1911年著作・発表

邦題
『古い山小屋』
『古き山小屋』など

MIDIと楽譜
(別窓で開きます)



◆原歌詞:1〜4番
歌詞についての解説はガイドの項をご覧ください。
◆和訳と語句

1.
ラ・オ スュ ラ モターニ
Là-haut sur la montagne

レテ・タ ヴュー シャレ
L'était un vieux chalet;

ラ・オ スュ ラ モターニ
Là-haut sur la montagne

レテ・タ ヴュー シャレ
L'était un vieux chalet;

ムュル ブロ、トヮ ドゥ バルドォ
Murs blancs, toit de bardeaux,

ドゥヴォ ラ ポルト、ア ヴュー ブゥロォ
Devant la porte, un vieux bouleau,

ラ・オ スュ ラ モターニ
Là-haut sur la montagne

レテ・タ ヴュー シャレ
L'était un vieux chalet.

1. 
山の高みに
古い山荘があった
山の高みに
古い山荘があった
白い壁に、板葺きの屋根
扉の前には一本の古いカバの木
山の高みに
古い山荘があった

chalet ヨーロッパ山岳地域に見られるような木造の民家。また、それを模した別荘。ここでは「山荘」と訳しました。
bardeaux【複数形】<bardeau 屋根板。
bouleau【植物】カバノキ属の植物。シラカバ、ダケカンバなど。


2.
ラ・オ スュ ラ モターニ
Là-haut sur la montagne

クルゥラ ル ヴュー シャレ
Croula le vieux chalet;

ラ・オ スュ ラ モターニ
Là-haut sur la montagne

クルゥラ ル ヴュー シャレ
Croula le vieux chalet;

ラ ネージ エ レ ロシェ
La neige et les rochers

セテ・テュニ プゥァ ララシェ
S'étaient unis pour l'arracher.

ラ・オ スュ ラ モターニ
Là-haut sur la montagne

クルゥラ ル ヴュー シャレ
Croula le vieux chalet.

2.
山の高みで
古い山荘が崩れた
山の高みで
古い山荘が崩れた
雪と岩が
力を合わせて山荘を引き抜いたのだ
山の高みで
古い山荘が崩れた

croula【過去形】<crouler 崩れる。
unis【過去分詞】<unir 団結する。


3.
ラ・オ スュ ラ モターニ
Là-haut sur la montagne

 ジャ ヴァ・トォ シャレ
Quand Jean vint au chalet;

ラ・オ スュ ラ モターニ
Là-haut sur la montagne

 ジャ ヴァ・トォ シャレ
Quand Jean vint au chalet;

プレゥラ ドゥ トゥ ソ ケゥル
Pleura de tout son cœur

スュ レ デブリ ドゥ ソ ボネゥル
Sur les débris de son bonheur,

ラ・オ スュ ラ モターニ
Là-haut sur la montagne,

 ジャ ヴァ・トォ シャレ
Quand Jean vint au chalet.

3.
山の高みに
ジャンが山荘を訪れたとき
山の高みに
ジャンが山荘を訪れたとき
心の底から泣いた
彼の幸福の残骸の上で
山の高みに
ジャンが山荘を訪れたとき

de tout son cœur【熟語】心の底から。
débris 残骸、残った屑。


4.
ラ・オ スュ ラ モターニ
Là-haut sur la montagne

レ・タ ヌゥヴォ シャレ
L'est un nouveau chalet;

ラ・オ スュ ラ モターニ
Là-haut sur la montagne

レ・タ ヌゥヴォ シャレ
L'est un nouveau chalet;

カル ジャ ダ ケゥル ヴァヨ
Car Jean d'un cœur vaillant

ラ ルバティ プルュ ボォ カヴォ
L'a rebâti plus beau qu'avant.

ラ・オ スュ ラ モターニ
Là-haut sur la montagne

レ・タ ヌゥヴォ シャレ
L'est un nouveau chalet.

4.
山の高みの
そこには新しい山荘がある
山の高みの
そこには新しい山荘がある
なぜなら、ひたむきな心を持ったジャンが
それを建て直して以前よりも立派にしたからだ
山の高みの
そこには新しい山荘がある

vaillant【形容詞】雄々しい、仕事に精力的な。
rebâti【動詞・三人称単数過去分詞】
<rebâtir 建て直す、再建する。

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 ガイド   この歌は、スイスの神父で作曲家・作詞家でもあったジョゼフ・ボヴェー神父(Abbé Joseph Bovet、1879〜1951)によって、1911年に作詞・作曲されました(1929年という説もあります)。
 この歌は、今日では、ボヴェー神父の書いた歌のうちで最も良く知られた作品となっていますが、もともとは、1911年にボヴェー神父が自作の歌を編纂した歌集を出版しようとした際に、出版社から「あと一ページの空きがあるので、何か書いて埋めてもらいたい」とのメッセージを受け取ったのがきっかけで作られた歌だということです。即興に近い形で書かれた歌なので、メロディーも歌詞も単純に作られていますが、それがかえって親しみやすさをかもし出しています。
 歌詞の3・4番に出てくる人物「ジャン(Jean)」は、スイス大統領にもなった政治家のジャン=マリー・ミュズィ(Jean-Marie Musy、1876〜1952)を念頭に置いて作詞されたといわれています。ボヴェー神父とミュズィ大統領は、いずれも出身がスイスのグリュイエール(Gruyère)州という同郷のよしみがあるということです。

ひとりごと
 まさに個人的な思い出なのですが、この曲は、実家にあったオルゴールに入っていた曲です。家族がしばしば聴いていたので、小さい頃おいから耳になじんでいて、親しみをも感じていたのですが、親の言うことには、数年前に引越しした際に処分してしまったそうです。ちょっぴり寂しいものです。
 オルゴールの形状は家(それこそアルプスにでもありそうな山荘)の形をしていて、屋根を開けると、中で女の人が曲に合わせて踊るのでした。



参照URL
http://users.skynet.be/sky42184/Chanson_Levieuxchalet.htm
http://bmarcore.club.fr/Tine/E305.html
http://www.premiumorange.com/archives-autran/archives/chansons/chansons_enfantines.html#ANCRE36
http://dispourquoipapa.free.fr/comptine/ct0038.htm
http://ourworld.compuserve.com/homepages/Thierry_Klein/levieuxc.htm
http://www.alyon.org/litterature/chansons/la_haut_sur_la_montagne.html
http://www.comptines.net/comptines/montagne.htm
http://www.chant.ch/index.php/index.php/fr/bovet-joseph-279.htm
http://www.orbisenterprises.com/Musy_-_Gruyere/Jean-M-1/MusyGen-1/MusyGen-2/Bovet/bovet.html

MIDI作成ソフト:サクラ 第二版(Ver.2.36)

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