IL PLEUT, IL PLEUT, BERGÈRE (L'ORAGE) | |
作詞:P.ファーブル・デグランティーヌ | |
邦題 この歌には、定まった邦題はまだ付いていないようです。 |
◆原歌詞:1〜6番 歌詞についての解説はガイドの項をご覧ください。 |
◆和訳と語句 |
1. イル プレゥ、イル プレゥ、ベァジェーレ Il pleut, il pleut, bergère, プレス テ ブロン ムゥトン Presse tes blancs moutons; アロン スゥ マ ショミェーレ Allons sous ma chaumière, ベァジェレ、ヴィト アロン Bergère, vite, allons : ジョントン スュ ル フュヤージ J'entends sur le feuillage, ロォ キ トン・ベ グロン ブルュィ L'eau qui tombe è grand bruit : ヴヮスィ ヴヮスィ ロラージェ Voici, voici l'orage; ヴヮラ レクレェル キ ルュィ Voilà l'éclair qui luit. |
1. 雨降りだよ、雨降りだよ、羊飼いの娘さん きみの白いヒツジたちをせかせなさい 私のわらぶき小屋に行きましょう 羊飼いの娘さん、早く行きましょう 私には聞こえます、木の葉の上に 水が落ちて大きな音を立てているのが ほら、ほら、嵐が来たよ 稲妻が光っているよ
presse【動詞・二人称単数命令形】<presser |
2. オントントュ ル トネェレ Entends-tu le tonnerre ? イル ルゥル オン・ナプロション Il roule en approchant; プロン・ザン・ナブリ、ベァジェーレ Prends un abri, bergère, ア マ ドルヮッ、オン マーァション À ma droite, en marchant : ジュ ヴヮ ノトル カバーヌ Je vois notre cabane... エ ティャン、ヴヮスィ ヴェニール Et, tiens, voici venir マ メェレ エ マ セゥ・ラヌ Ma mère et ma sœur Anne, キ ヴォン レタブル ウゥヴリール Qui vont l'étable ouvrir. |
2. 雷の鳴るのが聞こえるかい? 近づきながら轟いているよ 雨風をしのぎなさい、羊飼いの娘さん 私の右側に、歩きながら 私たちの小屋が見える そして、ほら、こちらに来たよ 私の母と私の妹のアンヌが 家畜小屋を開けに行くところだよ
abri 避難場所、覆いのある場所。 |
3. ボンスヮル、ボンスヮル、マ メェレ Bonsoir, bonsoir, ma mère; マ セゥ・ラヌ ボンスヮル Ma sœur Anne, bonsoir; ジャメヌ マ ベァジェーレ J'amène ma bergère プレ デ ヴゥ プゥァ ス スヮル Près de vous pour ce soir. ヴァ トゥ セシェ、マ ミ Va te sécher, ma mie, オプレ ドゥ ノ ティゾン Auprès de nos tisons; セゥル、 フェルュィ コンパーニィ Sœur, fais-lui compagnie. オントレ、プティ ムゥトン Entrez, petits moutons. |
3. ただいま、ただいま、母さん 妹のアンヌよ、ただいま 私の羊飼いを連れてきたよ 今夜のところはそばにいさせましょう 体を乾かしておいで、きみ うちの燠火のそばで 妹よ、彼女についていてやっておくれ お入り、子羊たちよ
bonsoir【間投詞】こんばんは、ただいま。 |
4. スヮニョン ビャン、オ マ メェレ Soignons bien, ô ma mère, ソン トン ジョリ トルゥポォ Son tant joli troupeau; ドネ ブルュ ドゥ リティエレ Donnez plus de litière ア ソン プティ アニョ À son petit agneau. セ フェ アロン プレ デレ C'est fait : allons près d'elle. エ ビャン!ドンク トゥ ヴヮラ? Eh bien ! Donc te voilà ? オン コーァセ ケ・レ ベル En corset qu'elle est belle ! マ メェレ、ヴヮィエラ Ma mère, voyez-la. |
4. よく世話をしてやりましょう、ああ、母さん 彼女のこんなにかわいいヒツジたちを 寝藁をもっと敷いてやりましょう 彼女の小さな子ヒツジに 支度ができた、彼女のところに行きましょう いやあ!きみ、そこだったのかい? コルセットを着けるとなんて美しい! 母さん、彼女をごらんなさい
troupeau 家畜の群れ。 |
5. スゥポン、プロン セテ シェゼ Soupons, prends cette chaise トュ スラ プレ ドゥ ムヮ Tu seras près de moi; ス フロンボォ ドゥ メレェゼ Ce flambeau de mélèze ブルュルラ ドゥヴォン トヮ Brûlera devant toi; グゥッ ドゥ ス レェタージ Goûte de ce laitage; メ トュ ヌ モンジェ パ? Mais tu ne mange pas ? トュ トゥ ソン ドゥ ロラージ Tu te sens de l'orage. イ・ラ ラセ テ パ Il a lassé tes pas. |
5. 夕食にしましょう、この椅子を使って きみは私のそばにしよう このカラマツの松明が きみの前で燃えるから このクリームの味をみてくれ でもきみは食べてないね? 嵐が気になるのかい 足取りがそわそわしてしまってるよ
soupons【動詞・一人称複数現在形】 |
6. エ ビャン!ヴヮラ タ クゥシ Eh bien ! Voilà ta couche, ドーァスィ ジュスク・ソ ジューァ Dors-y jusques au jour; レセムヮ スュ タ ブゥシ Laisse-moi sur ta bouche プロン・ダン ベゼァ ダムゥァ Prend un baiser d'amour. ヌ ルゥジィ パ、ベァジェーレ Ne rougis pas, bergère, マ メェ・レ ムヮ、ドゥマン Ma mère et moi, demain, ヌゥ・ズィロン シェ トン ペェレ Nous irons chez ton père ルュィ ドゥモンデ タ マン Lui demander ta main. |
6. それじゃあ!ここがきみの寝床だ 日が昇るまでおやすみ きみの口に 愛を込めた接吻をさせてくれ 赤くならないで、羊飼いの娘さん 母と私は明日になったら きみの父さんの家に行って きみの手が欲しいと彼に伝えよう
couche〔古語で〕寝床、しとね。 |
ガイド
この歌の歌詞は、18世紀の喜劇役者のフィリップ・ファーブル・デグランティーヌ(Philippe Fabre d'Églantine、1750〜1794)によって、1780年に書かれました。もともとはファーブルが彼のオペレッタ『Laure Et Pétrarque(ロールとペトラルク)』のために書き下ろしたもので、原題を『L'Hyménée(結婚)』といいます。今日知られているタイトルは、詩の一行目から取られたものです。
ひとりごと |
【歌詞・音源】 http://www.lirecreer.org/biblio/comptines/bergere/index.html http://thierry-klein.nerim.net/ilpleuti.htm 【歌詞・解説】 http://www.rassat.com/normale/page_30/princip.html http://www.linternaute.com/musique/chanson/selection/chansons-populaires/4.shtml http://bmarcore.club.fr/Tine/E129.htm http://www.premiumorange.com/archives-autran/archives/chansons/chansons_enfantines.html#ANCRE29 【歌詞】 http://dispourquoipapa.free.fr/comptine/ct0009.htm http://www.paroles.net/chanson/15962.1 【各種資料】 http://fr.wikipedia.org/wiki/Il_pleut,_il_pleut,_berg%C3%A8re http://fr.wikipedia.org/wiki/Fabre_d%27%C3%89glantine MIDI作成ソフト:サクラ 第二版(Ver.2.36) ページ最終更新:2008/09/30 |