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AURA LEE
オーラ・リー

ラブソングですが、自然の情景をも美しく織り込んでいます。

作詞:W.W.フォズディック  
作曲:G.プールトン  / 1861年発表

邦題
『オーラ・リー』
『ラブ・ミー・テンダー』など

MIDIと楽譜
(別窓で開きます)



◆原歌詞:1〜4番
フリガナはアメリカ英語の発音に基づいています。
歌詞についての解説はガイドの項をご覧ください。
◆和訳と語句

1.
ホェン ヅァ ブラックブァーッ イン ヅァ スプリン゜
When the blackbird in the spring

オン ヅァ ウィロゥ トゥリー
On the willow tree

サッ・タン ロックト アィ ヘァード ヒム スィン゜
Sat and rocked, I heard him sing

スィンギン゜ オーラ リー
Singing Aura Lee.

オーラ リー、オーラ リー
Aura Lee, Aura Lee

メィ・ダヴ ゴゥルドン ヘア
Maid of golden hair

サンシャィン ケィム アロン゜ ウィッ・ヅィー 
Sunshine came along with thee

アン スワロゥズ イン ヅィ エア
And swallows in the air.

1.
春にクロウタドリが
ヤナギの木に止まって
ゆらゆらしていたとき
僕はその鳥がオーラ・リーを歌うのを耳にした
オーラ・リー、オーラ・リー
金髪の娘さん
太陽の光は君と一緒にやってきた
空飛ぶツバメもね
blackbird 【鳥類】ムクドリモドキ。
ツグミの仲間の鳥。「クロウタドリ」と呼ばれることもあります。

2.
イン ヅァィ ブラシュ ヅァ ロゥズ ワズ ボーン
In thy blush the rose was born

ミューズィク ホェン ユゥ スペィク
Music when you spake

ツルゥ ヅァィン エァジャ アィ ヅァ モーン
Through thine azure eye the morn

スパークリン゜ スィーム・トゥ ブレィク
Sparkling seemed to break.

オーラ リー オーラ リー
Aura Lee, Aura Lee

ブァー・ダヴ クリムズン ウィン゜
Bird of crimson wing

ネヴァ ソン゜ ハヴ サン゜ トゥ ミー
Never song have sung to me

イン ヅァッ スウィーッ スプリン゜
In that sweet spring.

2.
君が頬を赤くすると、そこからバラが生まれた
君が話すと音楽が生まれた
君の青い目からは、朝の
輝きがこぼれ出るかのようだった
オーラ・リー、オーラ・リー
紅の翼の鳥よ
あのすてきな春ほど
歌がすてきに聞こえたことはなかった
blush 顔を赤らめること。
spake【動詞・過去形】〔古形〕=spoke
<speak 話す。
azure【形容詞】空色の。


3.
オーラ リー! ヅァ ブァーッ メィ フリー
Aura Lee! The bird may flee

ヅァ ウィロゥズ ゴゥルドン ヘア
The willows golden hair

スゥィン゜ ツルゥ ウィンタ フィッフゥリー
Swing through winter fitfully

アン ヅァ ストーミィ エア
On the stormy air.

ィエッ イフ ヅァィ ブルゥ アィズ アィ スィー
Yet if thy blue eyes I see

グルーム ウィォ スーン ディパーッ
Gloom will soon depart

フォァ トゥ ミ、スゥィーッ オーラ リー
For to me, sweet Aura Lee

イズ サンシャィン ツルゥ ヅィ ハーッ
Is sunshine through the heart.

3.
オーラ・リー!鳥はヤナギの金色の髪から
逃れてしまうかもしれない
ヤナギの髪は冬じゅう気まぐれに揺れる
激しい風にもまれて
それでも、君の青い目を見れば
憂鬱な気分はすぐに去ってしまうだろう
なぜなら、僕にとって、すてきなオーラ・リーは
胸のうちから差してくる太陽の光だからだ
fitfully 【副詞】気まぐれに。


4.
ホェン ヅァ ミッスルトウ ワズ グリーン
When the mistletoe was green

ミッスッ ヅァ ウィンタァ スノゥ
Midst the winter's snows

サンシャィン イン ヅァィ フェィス ワズ スィーン
Sunshine in thy face was seen

キッスィン リプ・ソヴ ロゥズ
Kissing lips of rose.

オーラ リー、オーラ リー
Aura Lee, Aura Lee

ティク マィ ゴゥルドン リン゜
Take my golden ring

ラヴ アン ラィッ リトゥァン ウィッ・ヅィー
Love and light return with thee

アン スワロゥズ ウィッ・ヅァ スプリン゜
And swallows with the spring.

4.
冬の雪のさなかでも
ヒイラギが緑色をしていたとき
日の光が、君の顔の
バラのような唇にキスをしているのが見えた
オーラ・リー、オーラ・リー
僕の金の指輪を受けてくれ
愛と光は君とともに帰ってくるのだ
春とともにツバメも戻ってくるのだ

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 ガイド   アメリカ合衆国の南北戦争(1861〜65)のころの1861年に作られた曲で、歌詞はウィリアム・ホワイトマン・フォズディック(William Whiteman Fosdick、1825〜1862)、メロディーはジョージ・プールトン(George R. Poulton 、?〜1867)によるものです。
 エルヴィス・プレスリーの1956年の代表歌『Love Me Tender(ラブ・ミー・テンダー)』は、『オーラ・リー』の旋律に、ケン・ダービー(Ken Darby、1909〜1992)が新たに歌詞を施したものです。
 題名および歌詞の『Aura Lee』は『Aura Lea』と綴られることもあります。

ひとりごと
 サイトに載せておきながら言うのもなんですが、あまりこの歌に関心は無いんです。ごめんなさい。
 私が『ラブ・ミー・テンダー』と『オーラ・リー』のつながり(つまり、メロディーが同じということ)を知ったのは、中学生の頃に、父親がよく聴いていたCDに入っていた『オーラ・リー』を聴いてからです。プレスリーのほうは、あまりにも有名すぎて、どこで初めて聞いたかなんてのは覚えていません。


参考URL
http://www.contemplator.com/tunebook/america/auralee.htm
http://sniff.numachi.com/pages/tiAURALEE;ttAURALEE.html

MIDI作成ソフト:てきとーシーケンサ Version2.15

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