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ANNIE LAURIE
アニー・ローリー

うるわしい恋人に身も心も捧げています。

作詞:W.ダグラス
作曲:J.スコット夫人  / 1835年頃成立

邦題
『アンニー・ローリー』
『才女』など

MIDIと楽譜
(別窓で開きます)



◆原歌詞:1〜3番
フリガナはイギリス英語の発音に基づいています。
歌詞についての解説はガイドの項をご覧ください。
◆和訳と語句
(語釈の「方言」はスコットランド方言を表します。)

1.
マクスウェルトンズ ブレィズ アー ボニー
Maxwelton's braes are bonnie,

ウェァ ゥアーリィ フォーズ ヅァ デュー
Where early fa's the dew,

アン イッ ヅェァ ヅァッ アニー ローリー
And it's there that Annie Laurie

ゲィヴ ミー ヘァ プロミス トゥルー
Gave me her promise true.


ゲィヴ ミー ヘァ プロミス トゥルー
Gave me her promise true,

ウィチ ネア フォゴッ ウィォ ビー
Which ne'er forgot will be,

アン フォ ボニー アニー ローリー
And for bonnie Annie Laurie

アィッ レィ ミー ドゥーン アン ディー
I'd lay me doon and dee.

1.
マクスウェルトンの丘の中腹は美しく
そこには露も早く降りてくる
そしてそこで、アニー・ローリーは
僕にまことの誓いを立てたのだ

僕にまことの誓いを立てたのだ
それは決して忘れられることがないだろう
そして、麗しのアニー・ローリーのためなら
僕は自らの身を横たえて死のう
Maxwelton【地名】マクスウェルトン。
 スコットランド南部、ダンフリーズ・アンド・ギャロウェイ州にある町です。
braes【複数形】(方言)坂道、山腹。
fa's【動詞・三人称単数現在形】(方言形)=falls
<fall (露や霜が)降りる。
doon【副詞】(方言形)=down。
dee【動詞】(方言形)=die 死ぬ。

2.
ヘァ ブラゥ イズ ラィク ヅァ スノゥドリフト
Her brow is like the snowdrift,

ヘァ スロゥッ イズ ラィク ヅァ スヮン
Her throat is like the swan,

ヘァ フェィス イ・ティズ ヅァ フェァレス
Her face it is the fairest,

ザッ エァ ヅァ サン ショゥン オン
That e'er the sun shone on.


ザッ エァ ヅァ サン ショゥン オン
That e'er the sun shone on.

アン ダーク ブルー イズ ヘァ イー
And dark blue is her e'e,

アン フォ ボニー アニー ローリー
And for bonnie Annie Laurie

アィッ レィ ミー ドゥーン アン ディー
I'd lay me doon and dee.

2.
彼女のひたいは雪の吹きだまりのようだ
彼女ののどは白鳥のようだ
彼女の顔は、太陽が今まで照らした中でも
最も美しいものだ

太陽が今まで照らした中でも…
そして彼女の目は暗い青色をしている
そして、麗しのアニー・ローリーのためなら
僕は自らの身を横たえて死のう
snowdrift 雪のふきだまり。
e'er【副詞】=ever  今までに。
e'e (方言形)=eye 目。

3.
ラィク ドゥー オン ヅァ ガゥアン ラィイン
Like dew on the gowan lying,

イズ ヅァ フォー オ ヘァ フェァリ フィーッ
Is the fa' o' her fairy feet,

アン ラィク ウィンヅ イン サマー サィイン
And like winds in summer sighing,

ヘァ ヴォィス イズ ロゥ アン スゥィーッ
Her voice is low and sweet.


ヘァ ヴォィス イズ ロゥ アン スゥィーッ
Her voice is low and sweet,

アン シーズ アー ヅァ ワェァォッ トゥ ミー
And she's a' the world to me,

アン フォ ボニー アニー ローリー
And for bonnie Annie Laurie

アィッ レィ ミー ドゥーン アン ディー
I'd lay me doon and dee.

3.
ヒナギクの花に降りている露のように
彼女の妖精のような足は地に下ろされる
そして夏の風がそよぐように
彼女の声はかそけく心地よい

彼女の声はかそけく心地よい
そして彼女は僕にとってこの世のすべてだ
そして、麗しのアニー・ローリーのためなら
僕は自らの身を横たえて死のう
gowan【植物】(方言)
ヒナギクなどの黄色い野花。
fa' (方言形)=fall 地面に足を下ろすこと。
o'【前置詞】=of。
a'【形容詞】(方言形)=all。

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 ガイド   スコットランドを発祥地とするバラードです。原歌詞はウィリアム・ダグラス(William Douglas、生没年不詳)によって1700年ごろに書かれたもの、曲はジョン・スコット夫人(Lady John Scott、1810〜1900)が1835年ごろに作曲したものです。
 アニー・ローリーは実在の人物で、1682年にスコットランド南西部にあるマクスウェルトンという町の貴族の家に生まれています。この詩は、ダグラスが彼女への恋心を歌ったものなのですが、アニーの父親が、アニーとダグラスとの身分の差を問題にしてダグラスを拒んだため、二人が結ばれることはなかったそうです。
 日本では『才女』の題で、文部省唱歌のひとつに挙げられていますが、これは紫式部と清少納言の文才を歌ったものです。いまではすっかり影も薄くなってしまいました。

ひとりごと
 ウィリアム・ダグラスとの恋路を阻まれたアニーは、けっきょく、父親によって、別の男性と結婚させられてしまいます。個人的には、そのあとダグラスとアニーがどうなったか、というほうが気になりますが、昼メロじゃああるまいし、ちょっと下世話ですかね…。


参考URL
http://www.contemplator.com/scotland/alaurie.html(底本として利用)
http://www.kinglaoghaire.com/site/lyrics/song_10.html
http://www.scottishradiance.com/midi/midi9908.htm
http://www.highlandtraveller.com/other/songs/alaurie.htm
http://scottishparodies.tripod.com/lyricsandfreesonglyrics/id55.html

MIDI作成ソフト:サクラ 第二版(Ver.2.36)

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