ОДНОЗВУЧНО ГРЕМИТ КОЛОКОЛЬЧИК | |
作詞:И.マカロフ(異説あり) | |
邦題 『鐘の音は単調に鳴り響く』 『鐘の音は単調に鳴る』『鐘の音』 『鈴の音は単調に鳴る』など |
◆原歌詞:1~4番
歌詞についての解説はガイドの項をご覧ください。 |
◆和訳と語句 |
1. アドナズヴゥーチナ グリェミーッ カラコーリチィク Однозвучно гремит колокольчик, イ ダローガ プィリーッツャ スリィフカー И дорога пылится слегка, イ ウヌィーラ パ ローヴナムゥ ポーリュゥ И уныло по ровному полю ラズリヴァーイッツャ ピェースヌ ィイムシィカー Разливается песнь ямщика. |
1. 鈴は単調な響きで鳴り 道は軽く埃をかぶっている そして平らな野原を憂わしげに 御者が歌を涙ながらに歌っている
однозвучно【副詞】(音が)単調に、単調な響きで。
гремит【動詞・三人称単数現在形】 <греметь 鳴り響く、がちゃがちゃ言う。 пылится【動詞・三人称単数現在形】 <пылиться 埃だらけになる、埃をかぶっている。 ровному【形容詞・単数与格形】 <ровный 平らな、平坦な、まっすぐな。 разливается【動詞・三人称単数現在形】 <разливаться 泣き声を張り上げる。 |
2. ストーリカ グルゥースティ フ・トーィ ピェースニェ ウヌィーラィ Столько грусти в той песне унылой, ストーリカ グルゥースティ フ・ナピェーヴェ ラドノーム Столько грусти в напеве родном, シトー ヴ・ドゥシェー マィエーィ フラードナィ、アストィーラィ Что в душе моей хладной, остылой ラズガリェーラスャ スェールツェ アグニョーム Разгорелося сердце огнём. |
2. きみのその気の滅入るような歌はなんと悲しげなんだ ふるさとの節回しは何と悲しげなんだ 私の寒々として冷ややかな心のうちにも 心臓が火のように燃え上がったよ
грусти【生格形】
<грусть 悲哀、寂しさ。 直前の「столько《には、主格で使われている場合、それに続く吊詞が生格形をとるという性質があります。そのため「грусть《が語形変化しています。 напеве【前置格形】 <напев メロディー、節回し。 хладной【形容詞・男性主格形】 холодный(冷たい)の詩語。 остылой【形容詞・男性主格形】冷えた。 разгорелося【動詞・中性過去形】 <разгореться (火が)燃え上がる、(感情が)燃え立つ。 |
3. イ プリィポームニィル ィヤー ノーチィ イヌィーイェ И припомнил я ночи иные イ ラドヌィーェ パリャー イ リェサー И родные поля и леса, イ ナ オーチィ、ダヴノー ウーシ スゥヒィーェ И на очи, давно уж сухие, ナビィジャーラ、カーク イースクラ、スリェザー Набежала, как искра, слеза. |
3. いつだかの夜のことを私は思い出した それに故郷の野原や森のことも そして、だいぶ昔からすっかり乾いていた両目には まるで火花のように、涙が湧き上がってきた
припомнил【動詞・男性過去形】
<припомнить 思い出す。 иные【形容詞・複数形】 <иной ほかの、別の、とある。 сухие【形容詞・複数対格形】 <сухой 乾いた、干上がった。 набежала【動詞・女性過去形】 <набежать (涙・皺が)現れる、(液体が)流れ込んで溜まる。 искра 火花。 |
4. アドナズヴゥーチナ グリェミーッ カラコーリチィク Однозвучно гремит колокольчик, イ ダローガ プィリーッツャ スリィフカー И дорога пылится слегка, イ ザモールク モーィ ィイムシーク、ア ダローガ И замолк мой ямщик, а дорога プリィダ ムノーィ ダリィカー、ダリィカー… Предо мной далека, далека... |
4. 鈴は単調な響きで鳴り 道は軽く埃をかぶっている 私の御者は黙り込み、いっぽう道は 私の前の彼方へと伸びている、彼方へと伸びている…
замолк【動詞・男性過去形】
<замолкнуть 黙り込む。 предо【前置詞】〔造格形を伴って〕~の前に。 |
ガイド
作詞:イヴァン・マカロフ(Иван Макаров、1820年生~1852年没)と言われるが異なる説もあり 作曲:アレクサンドル・リヴォーヴィチ・グリリョーフ(Александр Львович Гурилёв、1803年生~1858年没) ないしコンスタンティン・シダローヴィチ(Сидорович, Константин ひとりごと |
◎各種参考URL 【歌詞・楽譜】 ○http://a-pesni.org/popular20/1zvutchno.htm (底本として使用。楽譜はグリリョーフ作曲とシダローヴィチ作曲の両方を掲載) ○http://www.russianplanet.ru/music/lyrics/romances1.htm (楽譜はシダローヴィチ作曲のものを掲載) ○http://muzon-muzon.ru/index/odnozvuchno_gremit_kolokolchik/0-329 (楽譜はシダローヴィチ作曲のものを掲載) 【歌詞・音源】 ○http://www.karaoke.ru/artists/plevickaja-nadezhda/song/odnozvuchno-gremit-kolokolchik/ 【歌詞】 ○http://pesni.retroportal.ru/sr1/46.shtml ○http://www.proza.ru/2013/01/06/2029 【その他】 ○https://ru.wikipedia.org/wiki/Макаров,_Николай_Петрович ○http://www.proza.ru/2013/01/06/2029 ○http://az.lib.ru/m/makarow_i/text_0020.shtml MIDI作成ソフト:MIDIは作成中です。 |