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PERRINE ÉTAIT SERVANTE
ペリーヌはメイドさんをしていた

メイドのペリーヌに言い寄った男のあるまじき運命とは……。

作詞:上詳 / 作曲:上詳  / 成立

邦題
この歌には、定まった邦題はまだ付いていないようです。

MIDIと楽譜
(別窓で開きます)



◆原歌詞:1~13番  バリアントバージョン
歌詞についての解説はガイドの項をご覧ください。
◆和訳と語句

1.
ペリー・ネテ セルヴォント
Perrine était servante,

ペリー・ネテ セルヴォント
Perrine était servante,

シェ ムセュ ル クュレ、ディグ ドダ ドンデェヌ
Chez Monsieur le Curé, digue donda dondaine,

シェ ムセュ ル クュレ、ディグ ドダ ドンデ
Chez Monsieur le Curé, digue donda dondé.

1. 
ペリーヌはメイドさんで
ペリーヌはメイドさんで
神父さまのところに勤めてた、ディグ・ドンダ・ドンデーヌ
神父さまのところに勤めてた、ディグ・ドンダ・ドンデ

servante メイド、女中、家政婦。
curé (教区の)主任司祭、神父。ここでは大文字で始めて固有吊詞のように扱っています。


2.
・ナモ ヴァ ラ ヴゥエル
Son amant vint la vouère

・ナモ ヴァ ラ ヴゥエル
Son amant vint la vouère

 スヮ・ラプレ ル・ディネ、ディグ ドダ ドデェヌ
Un soir après l'dîner, digue donda dondaine,

 スヮ・ラプレ ル・ディネ、ディグ ドダ ド
Un soir après l'dîner, digue donda dondé.

2.
彼女の恋人が会いにやって来た
彼女の恋人が会いにやって来た
ある晩の夕食どきの後に、ディグ・ドンダ・ドンデーヌ
ある晩の夕食どきの後に、ディグ・ドンダ・ドンデ

amant (男性である)愛人、情夫。
vouère【動詞・上定形】〔方言〕会う、見る。


3.
ペリーヌ、オ マ ペリーヌ
Perrine, ô ma Perrine,

ペリーヌ、オ マ ペリーヌ
Perrine, ô ma Perrine,

ジ・ヴゥドレ ビャ トブラセ、ディグ ドダ ドンデェヌ
J'voudrais bien t'embrasser, digue donda dondaine,

ジ・ヴゥドレ ビャ トブラセ、 ディグ ドダ ド
J'voudrais bien t'embrasser, digue donda dondé.

3.
ペリーヌ、おおわがペリーヌよ
ペリーヌ、おおわがペリーヌよ
君のことをとても抱きしめたいんだが、ディグ・ドンダ・ドンデーヌ
君のことをとても抱きしめたいんだが、ディグ・ドンダ・ドンデ

4.
エー、グロ ニゴォ、クテ ベート
Eh, grand nigaud, qu't'es bête,

エー、グロ ニゴォ、クテ ベート
Eh, grand nigaud, qu't'es bête,

サ スフェ ソ ズドゥモデ、ディグ ドダ ドデェヌ
Ça s'fait sans s'demander, digue donda dondaine,

サ スフェ ソ ズドゥモデ、ディグ ドダ ド
Ça s'fait sans s'demander, digue donda dondé.

4.
まあ、お間抜けさんだこと、あなたってとんだお馬鹿さんね
まあ、お間抜けさんだこと、あなたってとんだお馬鹿さんね
思わなくたってそうなるわよ、ディグ・ドンダ・ドンデーヌ
思わなくたってそうなるわよ、ディグ・ドンダ・ドンデ

nigaud 愚か者、とんま。
bête【形容詞】馬鹿な、愚かな。
s'demander【動詞句】=se demander
自問する、~だろうかと思う。


5.
ヴラ ムセュ ルクュレ カリーヴ
V'là M'sieur l'Curé qu'arrive

ヴラ ムセュ ルクュレ カリーヴ
V'là M'sieur l'Curé qu'arrive,

ウゥ ジヴァ・ティ ベ トカシェ、ディグ ドダ ドデェヌ
Où j'vas-ti ben t'cacher, digue donda dondaine,

ウゥ ジヴァ・ティ ベ トカシェ、ディグ ドダ ドデ?
Où j'vas-ti ben t'cacher, digue donda dondé?

5.
ああほら、神父さまがお戻りになった
ああほら、神父さまがお戻りになった
あなたにはどこに隠れていてもらおうかしら、
  ディグ・ドンダ・ドンデーヌ
あなたにはどこに隠れていてもらおうかしら、
  ディグ・ドンダ・ドンデ

ben【形容詞】〔方言〕=bien
良く、しっかりと。


6.
カシュ・テ ドゥド ラ ユシュ
Cache-té dedans la huche,

カシュ・テ ドゥド ラ ユシュ
Cache-té dedans la huche,

イ ソォラ プヮ トルゥヴェ、ディグ ドダ ドデェヌ
Y saura point t'trouver, digue donda dondaine,

イ ソォラ プヮ トルゥヴェ、ディグ ドダ ド
Y saura point t'trouver, digue donda dondé.

6. 
櫃(ひつ)の中に隠れてて
櫃の中に隠れてて
あそこなら絶対見つからないわ、ディグ・ドンダ・ドンデーヌ
あそこなら絶対見つからないわ、ディグ・ドンダ・ドンデ

huche【道具】櫃(ひつ)。
 ものをしまっておくための、蓋のついた大型の木箱を指します。
saura【動詞・三人称単数直説法単純未来形】
<savoir 知る、~することができる。
point【副詞】決して~ない。


7.
イ・リ レスタ スィ スマヌ
Il y resta six s'maines,

イ・リ レスタ スィ スマヌ
Il y resta six s'maines,

エル ラヴェ・トゥブリィエ、ディグ ドダ ドデェヌ
Elle l'avait oublié, digue donda dondaine,

エル ラヴェ・トゥブリィエ、ディグ ドダ ド
Elle l'avait oublié, digue donda dondé.

7.
彼はそこに六週間入ったまま
彼はそこに六週間入ったまま
彼女はそのことを忘れてしまった、ディグ・ドンダ・ドンデーヌ
彼女はそのことを忘れてしまった、ディグ・ドンダ・ドンデ


8.
オ ブゥ ドゥ スィ スメヌ
Au bout de six semaines

オ ブゥ ドゥ スィ スメヌ
Au bout de six semaines

レ ラ ラヴェ ブゥフェ、ディグ ドダ ドデェヌ
Les rats l'avaient bouffé, digue donda dondaine,

レ ラ ラヴェ ブゥフェ、ディグ ドダ ド
Les rats l'avaient bouffé, digue donda dondé.

8.
六週間たってみれば
六週間たってみれば
ネズミたちが男を食い荒らしてしまってた、
  ディグ・ドンダ・ドンデーヌ
ネズミたちが男を食い荒らしてしまってた、ディグ・ドンダ・ドンデ

au bout de...【熟語】〔時間が過ぎて〕~の後に、~の末に。
bouffé【動詞・過去分詞形】
<bouffer がつがつと食う。


9.
イル・ザヴェ ロジェ ソ クラヌ
Ils avaient rongé son crâne

イル・ザヴェ ロジェ ソ クラヌ
Ils avaient rongé son crâne

エ ピュィ トゥー レ ドワ ドピィェ、ディグ ドダ ドデェヌ
Et puis tous les doigts d'pieds, digue donda dondaine,

エ ピュィ トゥー レ ドワ ドピィェ、ディグ ドダ ド
Et puis tous les doigts d'pieds, digue donda dondé.

9.
ネズミたちは彼の頭蓋骨をかじってしまった
ネズミたちは彼の頭蓋骨をかじってしまった
おまけに足の指全部まで、ディグ・ドンダ・ドンデーヌ
おまけに足の指全部まで、ディグ・ドンダ・ドンデ

rongé【動詞・過去分詞形】
<ronger 〔ネズミなどが〕かじる。
crâne【生物】頭蓋骨。


10.
 フィ クレュゼ ソ クラヌ
On fit creuser son crâne

 フィ クレュゼ ソ クラヌ
On fit creuser son crâne

プゥル フェ・ラ ベニティェ、ディグ ドダ ドデェヌ
Pour faire un bénitier, digue donda dondaine,

プゥル フェ・ラ ベニティェ、ディグ ドダ ド
Pour faire un bénitier, digue donda dondé.

10.
その頭蓋骨にくぼみを付けて
その頭蓋骨にくぼみを付けて
聖水盤をこしらえた、ディグ・ドンダ・ドンデーヌ
聖水盤をこしらえた、ディグ・ドンダ・ドンデ

creuser【動詞・上定形】くぼませる、へこみを付ける。
bénitier【宗教】聖水盤。


11.
 フィ モテ セ ジョ
On fit monter ses jambes

 フィ モテ セ ジョ
On fit monter ses jambes

プゥル フェ・ラ ショドゥリィェ、ディグ ドダ ドデェヌ
Pour faire un chandelier, digue donda dondaine,

プゥル フェ・ラ ショドゥリィェ、ディグ ドダ ド
Pour faire un chandelier, digue donda dondé.

11.
彼の脚を組み立てさせて
彼の脚を組み立てさせて
燭台をこしらえた、ディグ・ドンダ・ドンデーヌ
燭台をこしらえた、ディグ・ドンダ・ドンデ

monter【動詞・上定形】持ち上げる、組み立てる。
chandelier 燭台。「シャンデリア《ではないことに注意。


12.
ヴヮラ ラ トリス・ティストヮール
Voilà la triste histoire

ヴヮラ ラ トリス・ティストヮール
Voilà la triste histoire

 ゼゥ・ノ・マ マリィェ、ディグ ドダ ドデェヌ
D'un jeune homme à marier, digue donda dondaine,

 ゼゥ・ノ・マ マリィェ、ディグ ドダ ド
D'un jeune homme à marier, digue donda dondé.

12.
これが悲しい物語ですよ
これが悲しい物語ですよ
結婚を前にした若い男の、ディグ・ドンダ・ドンデーヌ
結婚を前にした若い男の、ディグ・ドンダ・ドンデ

13.
カレ トロ ヴヮ レ フィユ
Qu'allait trop voir les filles

カレ トロ ヴヮ レ フィユ
Qu'allait trop voir les filles

ル スヮ・ラプレ ディネ、ディグ ドダ ドデェヌ
Le soir après dîner, digue donda dondaine,

ル スヮ・ラプレ ディネ、ディグ ドダ ド
Le soir après dîner, digue donda dondé.

13.
娘たちにあまりに会いに行き過ぎた〔男の物語です〕
娘たちにあまりに会いに行き過ぎた
夕食どきの後の晩に、ディグ・ドンダ・ドンデーヌ
夕食どきの後の晩に、ディグ・ドンダ・ドンデ

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 ガイド   『Perrine était servante』はフランスのわらべ歌のひとつで、フランス西部のポワトゥー地方が発祥と見積もられています。歌詞の中に同地方の方言が頻出しますが、当ページでは翻訳の都合もあり、方言を減らしたバリアントを取り上げました。  
 

ひとりごと
 
 




バリアント

 こちらでは
 
  ります。


◎各種参考URL
【歌詞・楽譜】
○http:// m
○http:// 
○http://  
【歌詞・音源】
○http:// m
○http:// 
○http://  
【歌詞のみ】
○https://www.paroles-musique.com/eng/Les_Compagnons_De_La_Chanson-Perrine_Etait_Servante-lyrics,p18676(底本として使用)
○http:// 
○http://  
○http:// 
○http:// m

MIDI作成ソフト:てきとーシーケンサ Version2.15 サクラ 第二版(Ver.2.36)
ページ最終更新:2016/00/00

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https://www.chants-populaires-francais.com/textes_28/Perrine_etait_servante.html Perrine était servante, (bis) Chez Monsieur not' Curé, Digue donda dondaine, Chez Monsieur not' Curé, Digue donda dondé. 2. Son amant vint la vouèrre Un soir après l'dîner. 3. Perrine, ô ma Perrine, J voudrais t'i ben t'biser. 4. Eh, grand nigaud, qu't'es bête, Ça s'prend sans s'demander. 5. V'là M'sieur l'Curé qu'arrive Où j'vas-ti ben t'cacher ? 6. Cache-té dedans la huche Y saura point t'trouver. 7. Il y resta six s'maines Elle l'avait oublié. 8. Au bout de six semaines Les rats l'avaient rouché (mangé). 9. Y's y avaient rouché l'crâne Et pis tous les doigts d'pieds. 10. On fit creuser son crâne Pour faire un bénitier. 11. On fit monter ses jambes Pour faire un chandelier. 12. Voilà la triste histoire D'un jeune homme à marier, 13. Qu'allait trop voir les filles Le soir après dîner.