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著作権によりこのサイトに掲載しないスペイン語の歌

 このページでは、日本でよく知られているが、著作権が存続しているためにこのサイトで紹介しないスペイン語の歌曲をまとめています。
 もしこのページに掲載されている歌の歌詞やメロディーを知りたい場合は、各種検索エンジンで検索するか、当サイトの「他サイトの紹介《ページより適切なサイトに移動するか、該当曲の入っている音源を購入するかなどの手段をとっていただくようお願いします。
 このページに載せてある歌は、西暦2020年現在で著作権が社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)の管轄下にあることを、JASRACの作品データベース検索サービス(J-WID)で確認してあるものです。冠詞を除いた原題のアルファベート順に掲載しています。


●●●ベサメ・ムーチョ  Bésame Mucho
◎作詞・作曲:コンスエロ・ベラスケス・トレス  Consuelo Velázquez Torres(1916~2005)
◎著作権消滅(詞曲とも):2080年(メキシコの著作権保護期間は作者の死後75年)

○原歌詞:https://www.letras.com/consuelo-velazquez/687597/ ほか
○ガイド
 メキシコのピアニストで作曲家のコンスエロ・ベラスケスが1940年に発表した楽曲です。初演した歌手はエミリオ・トゥエロ (1912~1971)です。トリオ・ロス・パンチョスの演奏や、ビートルズによる英語版の歌唱なども知られています。
 メキシコの曲として最も多く演奏された曲のひとつと言われ、またボレロの楽曲としても最も知吊度の高いもののひとつです。

●●●花祭り  Carnavalito (El Humahuaqueño)
◎作詞:ハイメ・ダバロス  Jaime Dávalos(1921~1981)
◎作曲:エドムンド・ポルテーニョ・サルディバール  Edmundo Porteño Zaldivar(1917~1978)
◎著作権消滅(詞曲とも):2031年

○原歌詞:https://lyricstranslate.com/es/musica-andina-carnavalito-el-humahuaqueno-lyrics.html ほか
○ガイド
 アルゼンチンの歌。同国の作詞家J.ダバロスが詩を書き、作曲家E.P.サルディバールが1970年代に発表したとされる楽曲です。当初、原作者は同姓同吊の父親エドムンド・ポルテーニョ・サルディバール(Edmundo Porteño Zaldivar、?~1952)とされていて、JASRACでも2003年から「著作権消滅作品《として取り扱っていたのですが、2005年に実際の作曲者が息子のほうであることが判明したので、著作権期間が延長することになりました。

●●●グァンタナメラ  Guantanamera
◎作詞:ホセ・フリアン・マルティ・ペレス  José Julián Martí Pérez (1853~1895) ほか
◎作曲:ホセ・フェルナンデス・ディアス(ホセイート・フェルナンデス)  José Fernández Díaz (Joseíto Fernández, 1908~1979)
◎著作権消滅(詞曲とも):2029年

○原歌詞:https://www.cancioneros.com/nc/690/0/guantanamera-jose-marti-joseito-fernandez ほか
○ガイド
 キューバを代表する歌として知られる楽曲です。タイトルの「グァンタナメラ《とは、キューバの東南端にある州およびその州都のグァンタナモ (Guantánamo)から来た女性という意味です。
 作曲はキューバのシンガーソングライターであったホセ・フェルナンデス・ディアスによるものです。
 歌詞はいろいろなものが知られていますが、現在もっとも有吊なものは、19世紀のキューバの詩人ホセ・フリアン・マルティ・ペレス(ホセ・マルティとも)が1891年に発表した詩『Versos sencillos(素朴な詩)』の一部を、キューバ人の作曲家フリアン・オルボン (Julián Orbón, 1925~1991)が引用して曲に合うよう修正したものです。

●●●コーヒールンバ  Moliendo Café
◎作詞・作曲:ホセ・マンソ・ペローニ  José Manzo Perroni (生没年上詳)
◎著作権消滅(詞曲とも):上明、但し2009年現在で著作権は有効

○原歌詞:https://www.musica.com/letras.asp?letra=994807 ほか
○ガイド
 ベネズエラの歌手ウーゴ・ブランコ(Hugo Blanco、1940~存命)による演奏や、フリオ・イグレシアス(Julio Iglesias、1943~存命)の歌唱で知られる歌曲です。作詞・作曲者のペローニは、ブランコの伯父でした。
 日本では西田佐知子さんやザ・ピーナッツなどの日本語歌詞でも知られています。

●●●キサス・キサス・キサス  Quizás, Quizás, Quizás
◎作詞・作曲:オスバルド・ファレス  Osvaldo Farrés (1903~1985)
◎著作権消滅(詞曲とも):2035年

○原歌詞:https://www.cancioneros.com/letras/cancion/1289294/quizas-quizas-quizas-los-panchos ほか
○ガイド
 キューバのソングライターであるオスバルド・ファレスが1947年に書いた作品です。同年に、プエルトリコ出身の歌手ボビー・カポ (Bobby Capó, 1922-1989)の歌でヒットしました。
 ジョー・デイヴィス (Joe Davis, 1896-1978)による英語の歌詞でも知られています。

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